平成28年度の国内のゴミの排出・処理状況は
・ごみ総排出量 4,317万トン
・一人1日あたりのごみ排出量 925グラム
ごみ処理状況
最終処分量 398万トン
・減量処理率 99.0%
・直接埋立率 1.0%
・総資源化量 879万トン
・リサイクル率 20.3%
ごみ焼却施設の状況(平成28年度末)
・施設数 1,120施設
・処理能力 180,497トン/日
最終処分場の状況
・残余容量 9,996万㎥
・残余年数 20.5年
廃棄物処理事業経費の状況
・ごみ処理事業経費 1兆9,606億円
プラスチックごみ問題は、現在世界全体が抱えている問題です。
軽くて安くて機能的なプラスチックは、生活に書かせることのできないものとして、生活に深く密着して、市場を拡大してきました。
しかしながら、使用済み容器等の処理について
適切な処理方法が確立しておらず、陸上・海上を問わず、いたるところに投棄され、放置されたままで、結果的にマイクロプラスチック化した破片が食物連鎖で結果的に人の体内に取り込まれているという現実があります。プラスチックからは有毒な物質が確認されており、人体への悪影響は全世界が深刻な状況になるのではと危惧しています。
現在の処理方法としては、ほとんどが焼却処理を行っており、リサイクル処理はわずかです。
リサイクル処理をして再使用するにも結果的に高いコストがかかります。
また燃焼から出る熱量については、一部発電に使用しているケースもありますが、大部分は空気中に廃棄・排熱されており、地球温暖化に少なからず影響を与えています。
毎年、海には1000万トン~2000万トンのゴミが投棄されています。
その約80%がプラスチックです。プラスチック製品はどんどん増えており、2012年には2憶8000万トンに達しています。
さらに投棄されたプラスチックは、太陽光や酸化、海流などの影響でごみの一部がマイクロプラスチックと呼ばれる、5mmにも満たない微小粒子に分解されます。
マイクロプラスチックはPCBを付着する特性があります。魚このマイクロプラスチックを餌と間違えて食べ、食物連鎖でやがて魚を食べた人体へと入っていくことが考えられており、脅威ともなっています。
お勧めする商品は、『熱磁気分解装置ENSEKI-B』です。
当機器は、磁気を使って有機物(生活ごみ・おむつ等の難燃物・プラスチック製品・ゴム製品・ペットボトル・木材・農業廃棄物・工業廃棄物・漁網・その他)を分解します。
燃焼ではありませんので、分解する炉心温度は約1200℃、炉内温度は200~300℃、外壁温度は30~40℃、排煙温度は約25℃、排煙は水蒸気です。24時間稼働します。
燃料不要・電気不要・専門員不要で誰でも簡単に操作。投げ込むだけ、1/300~1/500に減容した処理灰を取り出すだけです。
(金属類・ガラス類・陶磁器類・土砂・液体などは処理できません。)
燃焼ではないので、空気の薄いエベレストでも、温度の低い南極でも処理可能です。1/300~1/500へと減容し、残ったものはセラミック・シリカです。畑等にまけば植物の生育に好影響を与える事例があります。
現在の処理方法は、焼却するか埋めるか、再利用するかに大別されますが、当社がシステム化した商品を世界のあらゆる場所、船上・船内に設置すれば、人類が抱えている最大の問題である『有機ゴミの磁気を使った分解』により、一気に解決することができると考えます。
今アフリカや東南アジアをはじめ、海外からの引き合いが来ております。
黄熱病や伝染病は、蚊やハエを介して人に伝染するケースが多いと統計上に示されています。
特に生ごみにたかるハエや蚊が、卵を産み付け繁殖していき、人へ伝染という、もともと生ごみを処理できないことに起因しているとも言えます。有機物を24時間処理できるENSEKI-Bの使用が、病原菌の増殖を抑えることになります。
分解処理された有機物は、セラミック、シリカに再生された処理灰となります。
この処理灰を畑などに播けば、植物の生育に明らかな違いがみられます。